郵便不正に絡み、厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)に偽の障害者団体証明書を発行させたとして、虚偽有印公文書作成・同行使と郵便法違反の罪に問われた自称障害者団体「凛(りん)の会」元会長・倉沢邦夫被告(74)に対し、大阪地裁は村木被告との共謀を否定し、虚偽有印公文書作成・同行使罪について無罪(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
これまで検察側は倉沢被告の捜査段階の供述をもとに事件を組み立ててきたが、この日の判決は「信用できない」と断じた。一部の供述については「検察官が誘導した可能性もある」とも指摘した。
村木被告の公判でも、証人出廷した上司や部下が村木被告の関与を認めた捜査段階の供述調書について「でっち上げ」と訴えるなど信用性が争点になっている。二つの裁判は同じ横田裁判長が担当しており、村木被告の公判への影響は避けられない。
倉沢被告が無罪となったことで、検察側が描く事件の構図にほころびが生じたことになる。検察側は村木被告の公判で、倉沢被告を含め上司や部下の調書を証拠採用するよう求めているが、今回の判決は部下の調書の信用性も一部否定しており、大きなダメージとなりそうだ。(大阪社会部 日比野健吾)
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by raadijlf90
| 2010-04-27 14:29